こんにちは。
2020年8月から1年間の育休に励む令パパです。
長期の育休を取得しようと考えたとき、あなたはこんなことを考えたことはありませんか?
- 給付金だけではすこし生活費が不安
- 親に子供を預けた日を無駄に過ごしたくない
- 育児をしながらも猛烈に稼ぎたい
そんなだれもが一度は考える疑問に答えます。
副業はOKです。
ただし、稼ぎすぎると損をしてしまうので注意しましょう!
育休中の副業は禁止されていません
育休中に副業をして育休手当以外の収入を得ることは禁止されていません。
しかし注意すべきことが数点あります。
「法律」と「会社」に観点を分けて、それぞれ説明していきます。
育児介護休業法では副業は制限されない
まず「法律」の観点から。
育休手当は雇用保険から支払われることは前の記事で触れました。
育休手当は育児・介護休業法で定められたとおりに給付されます。
この育児・介護休業法は労働者の権利を守るために制定された法律であり、この中で副業を禁止する規程は設けられていません
会社の就業規則では副業が制限されている場合がある
「法律」につづいて「会社」の観点です。
こちらで注意すべき点は「就業規則」です。
「副業」が禁止されている場合は、会社にばれるとよからぬ事態になりかねません。
懲戒免職や降格などの処理がされた事例が報告されていますので、しないようにしてください。
ちなみに、会社に副業がばれる理由の第一位はなんと「内部密告」です。
つづいて、王道「確定申告」です。
※副業が許容される場合でも、会社にばれたくない場合は確定申告を自分ですることでばれにくくすることは可能
育休中の副業はいくらまで稼いでよいか
ここまでで副業が禁止されていないことが理解できたと思います。
しかし、稼ぎすぎることはおすすめできません。
育休手当が減ってしまう場合があるからです。
超えてはいけない80%の壁
副業で稼ぐこと自体は問題ありませんが、育休手当の支給条件に以下があります。
- 休業中に受け取る賃金が通常の8割を超えないこと
賃金とは「給付金」+「その他の収入」を指します。
育休手当の支給額は、最初の半年が賃金の67%でそれ以降が賃金の50%です。
したがって、「その他の収入」は最初の半年が賃金の13%でそれ以降が30%となります。
例)
額面 : 30万円
手取 : 23万円
育休手当: 20万円(67%)
副業収入: 4万円(13%)
この例の場合は額面の80%が24万円なので、副業収入が4万円を超えた分が育休手当から減額されます。
育休中におすすめな副業ベスト3
とはいえ、副業OK!!と言われてもなにをすればよいか悩みますよね。
まず、育休を取得していないことを前提にしたとき、副業をする際のポイントはおおよそ以下2点に集約されます。
- 1日あたり3時間くらいが限界
- 自宅でできる
せっかく育休中に副業をはじめるのであれば、育休復帰後にも続けられることを選びましょう。
1位 ブログ運営
〇ポイント
- PC1台で始められる
- 育児の隙間時間にできる
- ブログの収益は最初の1年間は伸びづらく、2年目以降に伸びていく
3点目が育休とすごく相性がよいです。
理由は先ほどお話ししたところがポイントになります。
したがって、「その他の収入」は最初の半年が賃金の13%でそれ以降が30%となります。
育休中に子育てを書きつつ実際に使って便利だったアイテムを紹介して手数料を得るのがおすすめで、1年間でページビューを集めて2年目以降で収益を上げていくイメージです。
育休手当が支給される育休期間は下地を整える期間とし、育休から復帰して80%の壁がなくなる2年目以降につなげていきましょう。
ブログを1から勉強していくには、ヒトデブログが非常に参考になります。
2位 Webライティング
〇ポイント
- PC1台で始められる
- 育児の隙間時間にできる
- 即金性がある
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを利用して仕事を受注するイメージです。
1文字1円などの案件を受注して納品すれば報酬が貰えます。
ブログと比べて収益を伸ばしづらいため2位としました。
3位 せどり
「競取り」(せどり)は、物を安く売って高く売る商売です。
〇ポイント
- スマホ1台で始められる
- 育児の隙間時間にできる
- はじめやすい
メルカリで手軽にできるので、とにかくはじめやすいのが最大のポイントです。
各社キャッシュレスのポイント20%バックなどを活用できる今は非常に良い時期かもしれません。
このほかにも、以下のような副業が選択肢となります。
- FXや仮想通貨をはじめとした「投資」系
- 自分のスキルや商品をタイミーやBaseなどで売る「販売」系
- アンケートサイトやバイトなどの「時給」系
これらは高い専門性が必要であったり将来につながらない(=持続性がない)といった理由で今回はランク外としました。
結論
- 育休中の副業は可能だが就業規則に注意が必要
- 育休手当を満額受け取るためには稼ぎすぎてはいけない
- 将来につながる副業を選ぼう
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