「育休」という言葉をよく耳にするようになりました。
制度自体は昔からあるのですが、女性が出産をするときには「産休」と「育休」をセットで取ることが多いため「育休」だけが注目されることはあまりなかった様子。
では、なぜいま「育休」なのか?
それは、ずばり男性が育休を取得する機会が増えたからです。
今回は、「育休」とはなにか?どんな制度?というところを紐解いていきます。
育休とは?
産休と育休の違い
最近よく聞くけど、育休ってなに?
↑妻が妊娠したひと
育休とは、簡単にいうと子育てのために仕事を一時的に休むことができる制度です。
女性だと、「産休+育休」の形で合わせて取られることが多いですね。
産休は「出産の準備」「出産後の育児・休養」が目的なのでママのための制度となりますが、育休は「子育てのため」なので、ママとパパのための制度です。
育児休暇と育児休業の違い
仕事をやすんで子育てができたら最高だね。
でも生活費が不安だなぁ。
育休中は育休手当が貰えるからだいじょうぶだよ!
育休中は「育休手当」が貰えます。
この制度が結構すごくて、実質手取りがあまり変わらないくらいの手当が支給されます。
この育休手当とは、厳密にいうと「育児休業」の制度で貰えるものです。
「育児休暇」と「育児休業」はちがうようですが、あまり気にする必要はありません。
とはいってもせっかくなので、頭の整理のためにも知っておきましょう。
育児休暇とは?
育児休暇とは、会社からもらえる特別休暇のことです。
会社によって取得できる期間は違い、会社からの給料はいったん停止されるのが一般的です。
育児休暇とあわせて育児休業制度を活用することで手当が支給されます。
育児休業とは?
育児休業とは、子育て支援のために制定された国の制度です。
育児休業給付金という形で手当が支給されるのがこちらで、一般的に「育休」というとこっちを指すことが多いですね。
取得するためには「雇用保険に1年間以上加入」などいくつかの要件があることに要注意です。
育休の期間はいつまで取れるの?
子供が1歳になるまでなので、最大1年間取得できます。
開始時期は、女性は産休明けから、男性は出産したときからです。
夫婦で育休を取得すると期間が延長できる「パパママ育休プラス」という制度もでてきているので、これまで女性が子育てで悩みを抱える場面が多かったのが少しずつ改善されてきていますね!
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